2010年6月27日日曜日

第3回「シニア基礎講座」 @横浜オフィス

 
6月21日(月)に「シニア基礎講座」を開催した。第3回の演目は「シニアの認知特性の基礎Ⅰ」。講師は筑波大学大学院の原田悦子教授でした。

先生に画像と資料の掲載について承認を得ていないので、今回は文章だけです。

今回は、社外の専門家の方が8名も参加された。このようなことは社内で前例がないようであるが、「原田先生の講義がある」と知った方から「参加したい」という要望があり、急遽参加を許諾した次第です。もしかすると、会社のルールとしてはNGなのかも知れない。

講義の内容は専門家の参加希望者が追いのもうなずけるもの。認知科学の見地からの解説だけでなく、お話しもとても面白かった。原田先生ありがとうございました。

特に印象に残ったのは、高齢者が間違えることは、どの年代でも当てはまる。若い人は間違いの原因を理解したり、抑制することができることが違うということ。
認知科学、ユーザビリティ評価、情報デザインをそれぞれバランスよく理解し、推進することが必要であると感じました。

次回第4回は「シニア基礎講座」の最終回。演目は「シニアの認知特性の基礎Ⅱ」です。今からとても楽しみです。
 
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2010年6月26日土曜日

Drive eXperience IV

 
2009年3月16日(月)に房総半島を1周してきた。
年に1度取得できる連続休暇で家族と旅行する予定だったが、息子が塾があるということで、寂しく一人ででかけた。


「海ほたる」から木更津側を撮影した。時刻は6:55。


「野島埼」で散策した。


岬は岩場になっている。こんな碑もある。


ベンチまで用意されている。


クルマはGOLF V GTI。タイヤはBRIDGESTONE POTENZA RE050A。サイズは225/40R18。以前はMICHELIN PilotSport PS2だった。乗り心地はPOTENZA、ハンドリングはPilotSport PS2、グリップは同等かな。私はPS2の方が好きだ。


目的の一つがこれ。割烹かねなかの「伊勢海老定食」、これで3,675円です。伊勢海老の刺身以外は普通。


鉄ちゃんの間では有名な銚子電鉄です。


犬吠埼の灯台付近から岩場を撮影した。


この後は富津市の「かん七」に行き「はかりめ丼」を食べ、自宅に向かった。帰りも「海ほたる」に寄る。画像データの時刻は21:44になっていた。
この日の走行距離は約500km。燃費は13.5km/lと好燃費だった。平日でゆったり走行できたからだろう。

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2010年6月24日木曜日

就活支援Ⅴ

 
6月24日(木)は日頃からお世話になっているY教授の研究室を訪問し、「就職活動のアドバイス」と題したお話しをさせていただいた。
貴重な体験をさせていただきました。Y先生、ありがとうございました。


まずはK先生の研究室への説明と同じ説明をした。勿論、資料は同じです、


今日はこの資料も使用しました。


やはり重要なのはこのページです。


今までこう口頭で説明していたことを、今回は資料化して説明した。


入社志願書(履歴書)でのチェックポイントをまとめた。詳細内容は次頁以降にあるのでだが、ブログでの紹介はできません。必要な方は連絡をください。

今日は9名の個別指導をしたが、人気占い師のように、並んでいる人を次々に指導することに違和感を感じてしまった。いつもはもっと時間をかけてコメントするのだが、何故か指摘することが少なかった。反省!
大学指定の履歴書にも課題があると思った。アピールしにくいフォームだと感じた。
学生さんの危機感も感じなかったのは事実だが、何より学生さんの役に立てたのか疑問になってしまった。

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2010年6月21日月曜日

Hokkaido eXperience II


久々に「茂ラーメン」に行ってきた。札幌市北区北23条西8丁目にあるお店だ。
徒歩では不便なところにあるので、これまでクルマでしか行ったことがなかったが、今回は飛行機での出張だったので、地下鉄を利用した。


妻と私が大好きなお店だ。


店構えだけで判断するなら、絶対に寄らないと思う。私が知っている限りでは、もう13年以上変わっていない。


オーダーしたのは「茂ミソラーメン」。ここではこれ以外に食べたことがない。


麺は少し太めの縮れ麺。硬めだ。


オヤジさんも歳を取られていてすごく驚いた。肝心の味は、記憶していたものとは大きく違っていた。かなりガッカリ。最近のガイドブックで掲載されていないのも納得。

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Hokkaido eXperience I

 
2010年月日~年月日(日)に北海道大学で『日本人間工学会第51回大会』が開催され、参加してきた。
今日は北海道大学のキャンパスを紹介する。


「正門」です。


「農学部」の建物。農学部は1876年にできた北海道大学の前身である札幌農学校を源流とする北大の顔ともなっている歴史の長い学部です。


「理学部ローン」。土日ともこの横を歩いたが、2日間とも学生がバーベキューをしていた。


「人工雪誕生の地記念碑」。昭和11年に中谷宇吉郎教授が世界初の人工雪結晶を作ることに成功したことを記念して作られた記念碑です。


「イチョウ並木」。東西に380mにわたって約70本のイチョウが植えられている。パンフレットで見るイチョウは本当に見事だ。


「ポプラ並木」。約100年前に林学科の学生によって植樹された。北海道大学の象徴である。これが最も有名かもしれない。
2004年の台風で大きな被害を受けた。


メインストリートにあるロータリーから撮影した。この道だけで地下鉄2駅分ある。道の終点まで見えない。


「少年を大志を抱け」で有名な、「クラーク博士の像」です。


ここは「中央ローン」。有名な観光スポットだそうです。家族連れが遊んでいました。

とにかく広くてビックリ。ところが、大学のキャンパスとしては3番目の大きさだそうだ。
1位は筑波大学で260万㎡、2位が広島大学で250万㎡、3位が北海道大学で178万㎡とのこと。

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2010年6月19日土曜日

Coffee eXperience II

 
札幌に出張すると普段よりコーヒーを飲む。「マルセイコーヒー」に行くことは『Coffee eXperience I』で紹介したが、私が最も利用するのが「TULLY'S COFFEE 札幌ステラプレイス店」だ。私は「TULLY'S派」である。


この席で仕事をしていることが多い。後ろは壁なので、画面を見られないのである。今日はとても混んでいたので、ダメかと思った。ラッキー。
奥に無印良品の店舗が写っている。前はブライダルサロンがあったはず。


眺めもいい。
ここで道内の工場から出張してくるTさんと待ち合わせをすることもある。メールか電話で「いつものところで17時」っていうような連絡をする。
Tさんは高度な方向音痴なのだが、ここには電話でサポートしなくてもやってくることができる。

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Coffee eXperience I

 
札幌は出張用、家族旅行用でホテルを使い分けている。今回は出張用の定宿としている東横イン札幌駅北口を利用した。
このホテルを利用するのは、札幌駅に近いからというのが一番の理由であるが、他にも理由がある。ホテルのすぐ横に気になるコーヒーショップがあるのだ。


小さい店舗だが、店内はいたって普通。


他のお客さんも私と同じモノが気になっているようだ。ケータイのカメラで撮影している。


このショップが気になるのは、このロゴがあるから。なぜか気になる。「マルセイコーヒー」のHPによると、店舗は1店舗だけ。店名の由来を調べた。

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「夢を売りたい!」今から20年前、札幌の街に立った若干23歳の一人の青年が、夢と情熱だけを手に、たった一人で人力車を走らせ始めました。
ひとときは話題になったその人力車も、北海道の冬の厳しさの中ではつらい試練の日々でした。夢を売るため、そして生きるため、冬の間、青年は他にもさまざまな仕事をこなさなくてはなりませんでした。
そして、そこで出会ったのが、一杯のコーヒーと、彼の夢に共鳴してくれた仲間たちでした。彼の「夢」とコーヒーへの情熱は、その後仲間たちをスタッフや、焙煎業者などさまざまな形で巻き込み、このマルセイコーヒーを創業するに至りました。
彼の名前は「青木誠司」。
もうおわかりですね。マル誠マークは彼の名前から、そしてロゴのぎざぎざの円は彼の「夢」の出発点である人力車の車輪をイメージしたものです。
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ホテルに急いで戻ってTVの電源をONに。あと数分で日本vSオランダのキックオフだった。さあ、これから応援だ!
味は普通。スタバと同じ程度。でも、なぜか買ってしまう。

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2010年6月15日火曜日

プロジェクトチームとマネジメントX 「PMBOK」

 
プロジェクトチームとマネジメントの第10回目は「PMBOK」です。これまで第1~4回を開催してきたが、第10回の「PMBOK」を開催してから第5回以降を開催することにした。
それは、第4回目まで開催してPMBOKを理解していないと難しくて付いてこれないと判断したからだ。カリキュラムのデザインをミスしてしまった。私の現状把握不足、皆の勉強不足、共に問題だ。


当初、PMBOKは体系を解説するだけの予定であったので、第10回目の演目で行う予定であった。


まずは、概要と歴史を解説する。



簡単ではあるが、概説を示します。


スコープマネジメントとは、プロジェクトの目標、作業範囲、成果物などをきちんと定義し、その承認、検収について管理することである。
スコープには成果物スコープ(Product Scope)とプロジェクトスコープ(Project Scope)がある。前者はプロジェクトで作成すべき成果物を、後者はそのための作業の範囲を明確にすることである。


コミュニケーションマネジメントは、「コミュニケーション計画」、「情報の配布」、「進捗管理」及び「プロジェクト完了手続き」という4つのプロセスから構成されている。
計画プロセスでコミュニケーションマネジメントの計画を立て、実行プロセスで情報の配付などのコミュニケーションを実施し、管理プロセスで進捗管理や変更管理を行い、終結プロセスでプロジェクトの完了報告を行うという一連の作業内容が定義されている。


タイムマネジメントは「作業定義」、「作業順序設定」、「所要時間の見積り」、「スケジュール作成」及び「スケジュール管理」という5つのプロセスで定義される。
作業の定義プロセスでは、WBSなどで洗い出された作業(プロジェクトスコープ)をベースにスケジュール表に記載すべきタスクを定義する。タイムマネジメントで重要なのは、実はこのタスクの洗い出しである。全ての作業タスクが記載されていないと後で予定外の追加作業が発生してスケジュール遅延の原因となってしまう。


コストマネジメントは、計画段階で「資源計画」、「コスト積算(コスト見積)」及び「予算設定」という3つのプロセス、実行段階で「コスト管理」というプロセスに分類される。
資源計画の資源とは、ソフトウェア開発の場合だと、ほとんどが「人的資源(リソース)」となるが、開発・テスト環境、ツール類なども、必要なら忘れずにコスト要因として加える必要がある。


品質マネジメントは、品質計画(計画)、品質保証(実行)及び品質管理(管理)という3つのプロセスから構成されている。品質について最初に考えなければならないのは品質基準である。品質の良し悪しは相対的なものなので、目標とする品質を品質基準書にはっきりと記述してからプロジェクトをスタートすることが重要である。


PMBOKの知識エリアの1つ、「Human Resource Management」を直訳すると「人的資源管理」になるが、「要員管理」や「人材管理」、「組織管理」などとも呼ばれている。ここではプロジェクト体制を計画・組織することに重点を置いて、「組織マネジメント」という日本語にしておく。
組織管理は「プロジェクト組織計画」及び「要員の調達」という2つの計画プロセスと、「プロジェクトチームの育成」という実行プロセスに整理されてる。


リスクマネジメントは、「リスクの特定」、「リスクの定量化」及び「対応策の策定」という5つの計画プロセスと「リスク管理」という管理プロセスから構成されている。


調達マネジメントは「調達計画」及び「引合い計画」という2つの計画プロセス、「引合い」、「発注先選定」及び「契約管理」という3つの実行プロセス、「契約完了」という終結プロセスから構成されてる。


PMBOKではプロジェクト管理に関する知識を8つに分類しているが、それらを統合するものが「統合マネジメント」という9つめのエリアである。統合マネジメントの主役は「プロジェクト計画の策定」である。
 
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2010年6月13日日曜日

PAPER MUSEUM

 
私は大田隆司さんのPaper Artが大好きだ。名車が登場する作品が多し、作品全体の雰囲気が独特なのである。外国での町並みであっても、懐かしいイメージを抱くのも不思議だ。
CAR GRAPHICのカレンダーでは、大田さんの作品を毎月楽しむことができる。

大田さんのHP(PAPER MUSEUM)で、“当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。”と記載されているので、作品だけでなく、経歴などの引用もできない。
いろいろ調べて、幾つか画像を見つけた。


とてもペーパークラフトとは思えない。ご本人は「Paper Art」と呼んでいるが、そのこだわりが理解できる。


こんな感じで作成しているようです。



同じ作品を正面と横から撮影したもの。奥行きは17cmのようだ。




どれも素晴らしい。
私が大田さんの作品を実際に見たのは1度だけ。ヒューマンインタフェースシンポジウム2006に参加するために倉敷市に行ったときだ。
美観地区の少し奥まった店舗で作品が幾つか展示されていた。企画展なのかも覚えていないが、偶然に見つけただけにとても興奮したことはよく覚えている。
どこかで開催していないか調べたら、9月14日まで千曲川ハイウェイミュージアムで展示されていることが分かった。小布施は遠いぞ... でも見たい!!
 
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